従業員エンゲージメント
少子高齢化やグローバル化、そして価値観の多様化など、私たちの働く環境は大きく変化しています。予測不能な時代に必要なことは、迅速に変化に対応し、成長し続けるサステナブル経営を実現することだと考えています。その源泉が「人財」であり、従業員が個の力を高め、イキイキと働けるよう、労働環境の整備やダイバーシティーの推進、中長期の人材育成等、働きがいと誇りを持てる職場づくりに取り組んでいます。
従業員意識調査の実施
当社は、従業員のやる気や仕事に対する満足度など従業員エンゲージメントを継続して高めていくことが、企業価値の向上には必要だと考えています。
企業理念・経営方針の浸透や組織風土の把握、そして従業員の満足度を確認するため、定期的に従業員意識調査を実施し、従業員エンゲージメントを測定しています。
柔軟で多様な働き方の推進
当社は育児や介護など従業員それぞれの状況に応じた働き方を提供し、ワーク・ライフ・バランスを充実させるため、フレックスタイム制度や時差出勤制度などを導入し、働きやすい労働環境の整備に取り組んでいます。
ワーク・ライフ・バランス推進のための各種制度
育児・介護関連制度 | 育児休業制度、介護休業制度、育児短時間勤務制度、介護短時間勤務制度、時間単位での取得可能な子の看護休暇・介護休暇制度(有給休暇) |
---|---|
フレックスタイム制度 | コアタイム(11:00〜15:00)、フレキシブルタイム(7:30〜20:00) 営業部と管理部で実施 |
時差出勤制度 | 2パターンから始業時刻・終業時刻を選択することができる制度 |
アニバーサリー休暇 | 従業員自らが定義する記念日に休暇を2日間取得できる制度 (結婚記念日や誕生日など記念日は個人で自由に設定可能) |
育児休業取得率
育児休業を取得した従業員のコメント
二人の女の子が生まれた双子の父です。親元に頼る事が難しい状況もあり、生後約4か月の育児休暇を取得しました。相談や参考とする相手も周りにおらず、初めての子育てが双子というのは現在進行で想像以上に大変です。はじめは妻との協力が目的の休業でしたが、育児休暇を通じて、私の人生において非常に幸せな時間を持てたこと、そして今後も続いていく子育てにおいて大きな経験となりました。
年次有給休暇取得の促進
当社では、年次有給休暇の取得率を政府が掲げる70%に定めています。
年間5日間の有給休暇の計画的な取得や、有給休暇取得促進活動の実施により、取得率のさらなる向上を目指しています。
目標 | 実績 | |
---|---|---|
2023年 | 2022年 | |
一般 | 75% | 69% |
管理職 | 60% | 45% |
合計 | 70%以上 | 62% |
長時間労働是正に向けた取り組み
業務の効率化や勤怠管理システムによる月次・年次の労働時間の把握により、長時間労働の是正対策を行い、法令及び36協定の遵守を徹底しております。
目標 | 実績 | |
---|---|---|
2023年 | 2022年 | |
年間総労働時間/人 | 1,950 | 2,096 |
月平均時間外労働/人 | 10 | 17 |
人材育成
当社は多様な人材がイキイキとチャレンジできる組織風土を醸成できるよう、教育研修や日頃の業務を通じた学びや上司からのフィードバックなど、従業員一人ひとりを尊重し、会話を通じて自己実現のサポートに努めています。
教育研修
人材育成の一環として、階層別研修、新任管理職研修、管理職研修を実施しています。 近年では、管理職向けのハラスメント研修を実施し、ハラスメント防止強化に努めています。
目標管理制度
人材育成の一環として目標管理制度を導入しています。期首に上司と部下で組織の方針を確認したうえで目標を設定し、上司が伴走しながら達成を目指します。期末に目標の達成度を確認し評価に反映します。期中の振り返りだけでなく、日ごろの1on1により、目標達成の精度を上げ、会社全体の成長に繋げています。